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自宅のWi-Fiが遅い原因と対処法|無料でできる確認を順番に解説

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ネットワーク 自宅のWi-Fiが遅い原因と対処法|無料でできる確認を順番に解説

自宅のWi-Fiが遅いときは、「遅いのは1台だけか、家の全部の機器か」を最初に確かめると、原因を早く絞り込めます。1台だけならその機器の設定や場所、全部ならルーター(=Wi-Fiの電波を出す機械)や回線側の可能性が高くなります。まずはルーターの再起動、置き場所の見直し、周波数帯の切り替えなど、お金をかけずにできる対処から試しましょう。

目次
  1. まず切り分け:遅いのは1台だけか、全部か
  2. 無料でできる対処法(全部の機器が遅いとき)
  3. 無料でできる対処法(1台だけ遅いとき)
  4. 2.4GHzと5GHzを使い分ける
  5. 家の広さや間取りで届かないとき
  6. ルーターや回線の見直しを考える目安
  7. まとめ

まず切り分け:遅いのは1台だけか、全部か

原因を探す前に、次の2つを確認しましょう。

状況考えられる原因先に見るところ
1台だけ遅いその機器の設定・場所・古さ、ソフトの更新中など機器側(PC・スマホ)
全部の機器が遅いルーター、回線、家全体の使い方ルーター・回線側
特定の部屋だけ遅い電波が届きにくい(距離・壁・床)ルーターの置き場所
特定の時間帯だけ遅い回線の混雑、家族の同時利用時間帯と使い方

通信速度を測るサイトやアプリで、同じ場所・同じ機器で何回か測ると、遅さを数字で比べられます。時間帯や部屋を変えて測ると、原因の手がかりになります。

無料でできる対処法(全部の機器が遅いとき)

全部の機器が遅いときは、次の順番で試しましょう。

  1. ルーターを再起動する:ルーターの電源を切り、少し待ってから入れ直す。回線の終端装置(=光回線の場合は「ONU」と呼ばれる機械)も一緒に再起動する場合は、ONU → ルーターの順に電源を入れる
  2. ルーターの置き場所を見直す:家の中心に近い、床から高い場所に置く。棚の奥、テレビの裏、金属のそば、水槽のそばは避ける
  3. ほかの機器の使い方を確認する:家族が動画を見ている、大きなファイルをダウンロードしている、ゲーム機やPCが更新中、などで混んでいないか確認する
  4. ルーターのファームウェア(=ルーターの中のソフト)を更新する:方法はルーターのメーカーの公式サイトや説明書で確認する
  5. 契約している回線会社の障害情報を確認する:回線会社の公式サイトに、工事や障害のお知らせが出ていないか見る

ルーターの設定画面を変えるときは注意する

ルーターの設定画面には、インターネットの接続に必要な項目もあります。意味が分からない項目は変えないようにしましょう。変える前に、いまの設定を写真やメモで残しておくと安心です。

無料でできる対処法(1台だけ遅いとき)

1台だけ遅いときは、その機器で次のことを試しましょう。

  1. 機器を再起動する
  2. Wi-Fiをいったんオフにして、またオンにする
  3. つないでいるWi-Fiの名前(SSID)を確認する:同じルーターでも、名前の違う2つのWi-Fi(2.4GHzと5GHz)が出ていることがある(次の章で解説)
  4. ソフトの更新中でないか確認する:WindowsならWindows Update、スマホならOSやアプリの更新
  5. Wi-Fiの設定を「削除」してつなぎ直す:パスワードが分かる状態にしてから行う

PCの動きそのものが遅い場合は、Windows11の起動が遅いときの対処法も参考にしてください。ブラウザーだけが重いときは、開いているタブや拡張機能が多すぎないかも確認しましょう。

2.4GHzと5GHzを使い分ける

多くのルーターは、2.4GHz(ギガヘルツ)と5GHzという2つの周波数帯の電波を出しています。Wi-Fiの名前の最後に「-g」「-a」「2G」「5G」などが付いて、2つ表示されることがあります(表示のしかたはメーカーで違います)。

周波数帯よいところ弱いところ
2.4GHz壁や床があっても届きやすい電子レンジやほかの機器の電波と干渉しやすく、遅くなりやすい
5GHz干渉が少なく、速度が出やすい壁や床をはさむと届きにくくなる
  • ルーターと同じ部屋や近い部屋なら、5GHzにつなぐと速くなることがあります
  • 離れた部屋や別の階なら、2.4GHzのほうが安定することがあります
  • 電子レンジを使っている間だけ遅いなら、5GHzに切り替えると改善することがあります

最近のルーターは自動で切り替えることもある

ルーターによっては、2つの周波数帯を1つの名前にまとめて、自動で切り替える機能があります。その場合は名前が1つしか表示されません。設定のしかたはルーターの説明書で確認してください。

家の広さや間取りで届かないとき

ルーターから遠い部屋で遅い場合は、電波が届いていない可能性があります。お金をかける前に、まずは次のことを試しましょう。

  1. ルーターの置き場所を、家の中心や、よく使う部屋に近い場所に移す
  2. ルーターのアンテナが動かせる場合は、向きを変えてみる
  3. 床に直接置いている場合は、棚の上など高い場所に移す

それでも届かない場合は、次のような機器を使う方法があります。

方法どんなものか向いている家
中継器ルーターの電波を受けて、遠くまで届ける届かない部屋が1か所だけ
メッシュWi-Fi複数の機器で家全体に電波を広げる2階建て・部屋数が多い家
有線LANPCとルーターをケーブルでつなぐ机の位置が決まっていて、ルーターから近い

在宅勤務でPCを使う机が決まっているなら、有線LANでつなぐのがいちばん安定しやすい方法です。ノートPCにLANの差し込み口がない場合は、LANポート付きのハブが使えます(USB-Cハブの選び方と注意点)。

ルーターや回線の見直しを考える目安

無料でできる対処を全部試しても遅いときは、機器や契約を見直す時期かもしれません。

  • ルーターを長く使っている:古い規格のルーターだと、最近の機器の速さを生かせないことがある。ルーターの対応規格(Wi-Fi 5、Wi-Fi 6など)を説明書や本体のシールで確認する
  • 契約している回線の種類:同じ「インターネット回線」でも、光回線・ケーブルテレビ・ホームルーター(=コンセントに差して使う置き型の機械)などで、速さや安定性の傾向が違う
  • プロバイダー(=インターネットの接続サービスの会社)や接続方式:回線会社やプロバイダーの公式サイトで、混雑しにくい接続方式に対応しているかを確認できる場合がある

料金やプランは公式サイトで確認する

ルーターの価格や、回線の料金・プランは変わりやすいので、見直すときは各社の公式サイトで最新の情報を確認してください。レンタルのルーターを使っている場合は、交換について回線会社に問い合わせるのが確実です。

まとめ

  • まず「1台だけ遅いか、全部遅いか」を確かめて、原因が機器側かルーター・回線側かを切り分ける
  • 全部遅いときは、ルーターの再起動・置き場所の見直し・同時利用の確認から試す
  • 1台だけ遅いときは、再起動・Wi-Fiのつなぎ直し・更新中でないかを確認する
  • ルーターに近い部屋は5GHz、離れた部屋は2.4GHzが安定しやすい
  • それでも遅いときは、中継器・メッシュWi-Fi・有線LAN、ルーターや回線の見直しを考える

お金をかける前に、無料でできる確認を順番に試すだけで、自宅のWi-Fiが速くなることはよくあります。

ツール使い方ノート 編集部

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