PDFを無料で安全に結合する方法|社外秘ファイルでも安心な選び方
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PDFを無料で安全に結合したいなら、まず「ファイルをインターネット上に送らずに、自分のパソコンの中で結合できる方法」を選ぶのが基本です。オンラインの結合サイトは手軽ですが、ファイルを外部のサーバーへ送ることになるため、仕事の書類や個人情報が入ったPDFでは使ってよいか先に確認が必要です。
この記事では、方法の選び方、パソコン内で結合する手順、オンラインツールを使うときの注意点を順番に説明します。
目次
PDFの結合方法は大きく3種類
PDFをまとめる方法は、ファイルがどこで処理されるかで3つに分けられます。安全性を考えるときは、この違いがいちばん大事です。
| 方法 | ファイルの行き先 | 手軽さ | 仕事の書類での使いやすさ |
|---|---|---|---|
| パソコンに入っている機能・ソフトで結合 | 自分のパソコンの中だけ | ソフトによる | 使いやすい(会社のルールの範囲で) |
| 会社が契約しているPDFソフトで結合 | 自分のパソコン、または会社が認めたサービス | 高い | もっとも安心 |
| ブラウザで使うオンライン結合サイト | 運営会社のサーバー | とても高い | 社内ルールの確認が必要 |
安全かどうかは「どこに送られるか」で決まる
オンラインのサービスは、運営会社がファイルをどう扱うか(保存期間・削除のタイミングなど)を利用規約やプライバシーポリシーで定めています。無料かどうかより、ファイルの送り先を確認することが安全な結合の第一歩です。
会社のパソコンなら、まず社内ルールを確認する
仕事で使うパソコンの場合は、自分で方法を選ぶ前に次の点を確認しましょう。
- 会社で使ってよいPDFソフトが決まっていないか(情報システム部門の案内や社内ポータルを見る)
- 会社で契約しているPDFソフトが、すでにパソコンに入っていないか
- 外部のオンラインサービスにファイルをアップロードしてよいか
- 無料ソフトを自分でインストールしてよいか
会社によっては、許可されていないソフトのインストールや、外部サービスへのアップロードが禁止されています。「無料だから」「便利だから」で判断せず、迷ったら情報システム部門に聞くのが安全です。
Macなら「プレビュー」でそのまま結合できる
Macには、PDFを開くための「プレビュー」というアプリが最初から入っています。プレビューは、ファイルを外部に送らずにパソコンの中だけでPDFを結合できます。
- 結合したいPDFのうち、先頭にしたいファイルをプレビューで開く
- メニューの「表示」から「サムネール」を選び、左側にページの一覧を出す
- Finderから、追加したいPDFをサムネールの一覧へドラッグする
- サムネールをドラッグして、ページの順番を整える
- 「ファイル」メニューから書き出して、新しい名前で保存する
元のファイルを上書きしないように注意
プレビューでページを追加すると、開いていた元のPDFが変更された状態になります。元のファイルを残したい場合は、作業の前にコピーを作っておくか、別の名前で書き出して保存しましょう。
macOSのバージョンによって、メニューの名前や位置が少し違うことがあります。見つからない場合は、プレビューの「ヘルプ」メニューで「結合」などと検索すると探しやすくなります。
Windowsなら、PDFソフトの結合機能を使う
Windowsに最初から入っている機能には、複数のPDFを1つにまとめる分かりやすい機能がありません。そのため、次のどれかを使うことになります。
会社で契約しているPDFソフトを使う
Adobe AcrobatなどのPDF編集ソフトが会社で導入されているなら、それを使うのがもっとも確実です。多くのPDF編集ソフトには「ファイルを結合」のような機能があり、次のような流れで操作します。
- PDFソフトを起動して、結合の機能を選ぶ
- まとめたいPDFファイルを追加する
- 並び順をドラッグで整える
- 結合を実行し、新しい名前で保存する
ボタンの名前はソフトやバージョンによって違うので、ソフトのヘルプで確認してください。
無料のPDFソフトを入れる
無料で使えるPDF結合ソフトもあります。パソコンにインストールして使うタイプなら、ファイルを外部に送らずに結合できます。選ぶときは次の点を確認しましょう。
- 開発元・配布元がはっきりしている
- 公式サイトからダウンロードできる(まとめサイトや広告のリンクから入れない)
- インストール時に、関係のない別のソフトを一緒に入れようとしない
- 最近も更新されている
ダウンロードは必ず公式サイトから
無料ソフトの名前で検索すると、公式サイトに似た広告や配布サイトが出てくることがあります。ダウンロードボタンが複数あるページや、公式と名前が少し違うサイトからは入れないようにしましょう。
オンラインの結合サイトを使うときの注意点
ブラウザで使えるオンライン結合サイトは、ソフトを入れなくてよいので便利です。Adobeなど大手の会社も、ブラウザで使えるPDF結合のサービスを提供しています。使う場合は、次の順番で確認してください。
- 運営している会社がはっきりしているか(会社名・所在地・問い合わせ先が書かれているか)
- アップロードしたファイルの扱いが書かれているか(保存期間や削除について、利用規約やプライバシーポリシーで確認する)
- 通信が暗号化されているか(ブラウザのアドレス欄が「https」で始まり、警告が出ていないか)
- 無料で使える範囲(回数やファイル数に制限があるか、ログインが必要か)は、サービスの公式ページで最新情報を確認する
次のようなファイルは、オンラインのサービスに送る前に特に慎重に考えましょう。
- 顧客や取引先の情報が入っている書類
- 契約書、見積書、請求書
- 社員の個人情報(住所・給与など)が入っている書類
- 社外秘・関係者限りと書かれている資料
パスワード付きのPDFは結合できないことがある
パスワードや編集制限がかかったPDFは、ソフトやサービスによっては結合できません。自分で作ったファイルでなければ、制限を外してよいか作成者に確認しましょう。
結合したPDFを確認するポイント
結合が終わったら、送る前に次の点を見ておくと安心です。
- ページの順番が正しいか
- ページの向き(縦・横)がそろっているか
- 白紙のページや、余計なページが入っていないか
- ファイルの大きさが、メールの添付やアップロードの上限をこえていないか
- ファイル名が分かりやすいか(日付や内容を入れる)
ファイルが大きすぎて送れない場合は、PDFソフトの「ファイルサイズを小さくする」のような機能を使うか、共有フォルダーやクラウドストレージで共有する方法を、社内ルールに合わせて選びましょう。
まとめ
- PDFを安全に結合するなら、ファイルを外部に送らないパソコン内での結合を優先する
- 会社のパソコンでは、まず使ってよいソフト・サービスの社内ルールを確認する
- Macは最初から入っている「プレビュー」で結合できる
- Windowsは、会社のPDFソフトか、公式サイトから入れた無料ソフトを使う
- オンラインサイトは、運営会社・ファイルの扱い・無料の範囲を公式ページで確認してから使う
結合したPDFをWordで編集したい場合は、PDFをWordに変換するとレイアウトが崩れる原因と対処法も参考にしてください。