Outlookで検索できない原因と対処法|結果が出ないときの確認順
本ページはプロモーションが含まれています
Outlookで検索できないときは、「検索する範囲が今のフォルダーだけになっている」「古いメールがパソコンに保存されていない」「検索用の索引(インデックス)が壊れている・作成途中」のどれかが原因であることが多いです。まずは検索範囲を「すべてのメールボックス」に広げ、それでも出ない場合にインデックスを確認する、という順番で進めると早く解決できます。
画面の名前について
この記事は主にWindows版の従来のOutlook(クラシック版)を前提にしています。Outlookは更新でメニューの名前や場所が変わることがあります。会社のパソコンでは、管理者が設定を決めていて変更できない項目もあります。
目次
まず確認:どちらのOutlookを使っているか
Windowsには見た目の違う2種類のOutlookがあり、検索のしくみも少し違います。
| 見分け方 | 従来のOutlook(クラシック) | 新しいOutlook |
|---|---|---|
| 画面左上 | 「ファイル」タブがある | 「ファイル」タブがない |
| 検索の主なしくみ | パソコンの中の索引(インデックス)を使うことが多い | 主にサーバー側で検索する |
| よくある原因 | 検索範囲・同期期間・インデックス | 通信状態・アカウントの状態 |
左上に「ファイル」があれば従来のOutlookです。新しいOutlookの場合は、後半の「新しいOutlookで検索できないとき」から読んでください。署名の設定など、新旧Outlookの違いはOutlookの署名の設定方法でも解説しています。
原因1:検索範囲が「現在のフォルダー」になっている
いちばん多いのがこのパターンです。Outlookは、何も設定を変えていないと今開いているフォルダーの中だけを検索することがあります。受信トレイを開いたまま検索すると、送信済みアイテムや自分で作ったフォルダーのメールは結果に出ません。
確認と対処の手順
- 画面上部の検索ボックスをクリックする
- 検索ボックスの左側(またはリボンの「検索」タブ)にある検索範囲の切り替えを確認する
- 「現在のフォルダー」になっていたら「すべてのメールボックス」(または「すべてのOutlookアイテム」)に変える
- もう一度キーワードを入力して検索する
毎回すべてのフォルダーを検索したい場合は、「ファイル」→「オプション」→「検索」の中で、既定の検索範囲を変更できます。
サブフォルダーも忘れずに
「現在のフォルダー」と「サブフォルダー」は別の選択肢になっていることがあります。フォルダーを細かく分けている人は、検索範囲にサブフォルダーが含まれているかも確認してください。
原因2:古いメールがパソコンに保存されていない
会社で使われることが多いExchange(Microsoft 365など)のアカウントでは、パソコンに保存するメールの期間が設定されていることがあります。たとえば「最近の一定期間だけ保存」になっていると、それより古いメールはパソコンの中になく、検索結果に出にくくなります。
確認の手順
- 「ファイル」→「アカウント設定」→「アカウント設定」を開く
- 対象のメールアカウントを選び、「変更」をクリックする
- 「オフラインにしておくメール」などの期間のスライダーを確認する
期間を長くすると、古いメールもパソコンに保存されて検索しやすくなります。ただし、パソコンの容量を使い、最初の同期に時間がかかります。会社のパソコンでは、この設定を変える前に社内のIT担当者に確認してください。
検索結果の一番下に「サーバーで他の結果を表示」のような表示が出る場合は、それをクリックすると、パソコンに保存されていない古いメールも探せることがあります。
原因3:検索用のインデックスが作成途中・壊れている
従来のOutlookは、Windowsの「インデックス」(=すばやく検索するための索引)を使ってメールを探します。このインデックスが作成途中だったり、壊れていたりすると、結果がまったく出ない・一部しか出ない状態になります。
インデックスの状況を確認する
- 検索ボックスをクリックする
- リボンの「検索ツール」→「インデックスの状態」を選ぶ
- 「残りのアイテム数」が表示されていれば、まだ作成途中です
作成途中の場合は、パソコンの電源を入れたまましばらく待つと改善することがあります。メールが多いと時間がかかります。
インデックスを作り直す(再構築)
待っても直らない場合は、インデックスを作り直します。
- 「ファイル」→「オプション」→「検索」を開く
- 「インデックス作成オプション」をクリックする
- 一覧に「Microsoft Outlook」が含まれているか確認する(なければ「変更」から追加する)
- 「詳細設定」をクリックする
- 「再構築」をクリックし、「OK」を押す
再構築には時間がかかります
再構築中は、Outlookに限らずパソコン全体の検索が一時的に使いにくくなります。メールやファイルが多いと数時間以上かかることもあるので、仕事の合間ではなく、時間に余裕があるときに行ってください。会社のパソコンで「管理者の権限が必要」と表示された場合は、IT担当者に相談してください。
Windowsの「設定」から、検索とインデックスのトラブルシューティング(=自動で問題を調べる機能)を実行できる場合もあります。Windowsのバージョンによって場所が違うので、設定の検索欄に「インデックス」と入力して探すと見つけやすいです。
原因4:Outlook本体やデータの一時的な不具合
ここまでで直らない場合は、次の順に試してください。
- Outlookを完全に終了して開き直す(右上の×で閉じたあと、タスクバーに残っていないか確認する)
- パソコンを再起動する
- OfficeとWindowsを最新の状態に更新する(「ファイル」→「Officeアカウント」→「更新オプション」)
- 「コントロールパネル」の「プログラムと機能」からOfficeの修復を実行する(「クイック修復」から試す)
新しいOutlookで検索できないとき
新しいOutlookやWeb版のOutlookは、主にサーバー側で検索します。パソコンのインデックスの影響は受けにくい代わりに、次の点を確認します。
| 確認すること | 内容 |
|---|---|
| インターネット接続 | 通信が不安定だと検索結果が出ないことがある |
| 検索するアカウント | 複数のアカウントを追加している場合、対象のアカウントを選んでいるか |
| Web版で検索できるか | ブラウザでWeb版のOutlookにサインインして同じ検索をしてみる |
| サインインし直す | 一度サインアウトし、もう一度サインインする |
Web版で検索できるのに新しいOutlookで出ない場合は、アプリ側の一時的な不具合の可能性があります。アプリの再起動や更新を試してください。Web版でも出ない場合は、メール自体が削除されている、または別のアカウントに届いている可能性があります。
検索のコツ:条件をしぼって探す
検索が動いていても、キーワードの入れ方で見つかりにくいことがあります。
- 送信者で探すときは「差出人」の条件を使う(リボンの「検索」タブから選べる)
- 件名だけで探すときは「件名」の条件を使う
- 添付ファイル付きだけにしぼる
- 日付の範囲をしぼる
キーワードが長すぎると一致しにくくなるので、特徴的な単語を1〜2個にして探すのがおすすめです。
まとめ
- まず検索範囲を「すべてのメールボックス」に変える
- 古いメールが出ない場合は、パソコンに保存する期間の設定を確認する
- 結果がまったく出ない場合は、インデックスの状態を確認し、必要なら再構築する
- それでも直らなければ、再起動・更新・Officeの修復の順に試す
- 新しいOutlookでは、Web版で検索できるかを確かめると原因を切り分けやすい
会社のパソコンでは設定を変えられないこともあります。困ったときは、無理に操作せず社内のIT担当者に相談してください。最新の手順はMicrosoftの公式サポートページでも確認できます。